オタクは死んでもオタク。2
続き。
ヤナギブソンの「誰が興味あるねん!」がどこからか飛んできそうでビクビクしてるけど、大丈夫。
ここはヤナギブソンのいない、ブログの世界、、、(なんやそれ)
◎高校生
引き続きエイト、関西ジャニーズjr.を応援しつつ。
・ロックバンド
いわゆる「ロキノン系」と言われるバンドにハマる。
BUMP OF CHICKENが発端で、そこから似てるって言われるバンドとか仲の良いバンドを芋づる式で聞いてた。
ほんとにいろんなバンド好きだったけど、特にハマったのは9mm parabellm bulletとTHE NOVEMBERS。
ライブも大好きで、関西方面のはもちろん、好きなバンドは遠征もしてた。
高校生になってから部活はせずにバイトに明け暮れてたから、中学時代に涙を飲んで諦めた遠征を自分のお金でできるのが嬉しかったなあ。
大体週3くらいでライブハウスに通って、時には学校早退してまで行ってたから、担任とは「早退したいです。」「え?なに、またライブ?」という会話を毎日のように繰り広げてた。
担任の先生、なんだかんだ言っても早退させてくれて本当にありがとうございました。(笑)
修学旅行にラジオ持ち込んでまで9mmの放送を聞いたのもいい思い出。
二次元はお久しぶりな感じするけど、ずっとHUNTER×HUNTERから引き続き少年漫画とアニメは大好きで。
当時大人気やったこれらに自分もハマった。
二次創作に手を出したのがこの時。
当時は今みたいにpixivなんて便利なサイトないから、掲示板でひたすら漁ってた。
メル画とかめっちゃ懐かしいね。
今見たら鳥肌立ちそうだけどね。
夢女子要素がかなり強かったけど、好きなCPができてBLに抵抗がなくなって腐ったのもこの時だな〜。(笑)
相変わらず絵も好きだったから、たくさん描いた。黒歴史こわい。
わたしの高校はアニオタが多かったけど、わたしはそういうオタクグループとは仲良くなくてどちらかというとギャル系グループだったから、この趣味はめちゃくちゃ隠した。
アニメ?なにそれ?みたいな顔してたけど、正直友達とも語りたくて仕方なかった。
オタクとは語りたい生き物。
重力ピエロを何かのきっかけで読んで、そこからめちゃくちゃ好きになった。
既刊のは全部買い集めて、好きな作品は何回も読み返して。
朝の読書の時間はずっと伊坂幸太郎。(笑)
なんだろう、すごく自分にしっくりくるというか、感性が合うというか、伊坂幸太郎さんの小説読むともう他の読めなくなるくらいどんぴしゃで自分に合ったんだよな。
本屋さんで短期バイトみたいなのをしていた時にサイン本をもらったことがあって、それはそれはうれしかった。今でも宝物。
聖地巡りをしにいざ宮城県に行くぞ〜〜と思っていたところに、東日本大震災があって、そうも言ってられなくなった。
けど今でも行きたいと思ってるから実行する!
これ今年の目標にしよ(笑)
こんな感じで高校時代はロキノン系大好きサブカル女子で裏ではアニオタ夢腐女子だったけど、実はそれくらいかも。
ジャニーズも、エイトが爆発的に人気が出てチケット取れなくなったり、周りにファンが増えてから自分は冷めてしまった。(典型的なクソオタクの思考)
そして何より、高校時代はすこしリア充だったかな。
暗黒のような中学時代と比べて、明るい友達たくさんできたしバイトもできたし毎日楽しかったんよね。
人生はじめて彼氏もできた。(こんなことまで書くんか)
◎大学生
・バンド
ロキノン厨を引きずったまま大学生になったから、楽器演奏する側をやってみたいと思って軽音サークルに所属。
音楽の趣味が合う友達と、毎日バンド練習。
相変わらずライブにも行きまくり。
フェスにもめちゃくちゃ行った。リア充型のオタク。
・大好きな彼氏ができる
ここかなりポイントかも。
高校時代にも何人か彼氏はいたけど、やっぱり若かったし遊び感覚で。
本気の本気で心から大好きな彼氏が人生ではじめてできた。
それまで夢中だったバンドにも、アニメ、漫画にも、もちろんアイドルにも、興味がなくなった。
彼氏一色。
今思うと本当に嫌な女だけど、彼氏オタク状態よね。
彼氏のことしか考えてなかったし、本気で結婚するとか思ってたわ。めちゃくちゃ束縛してた。若いね。
大学はじめての彼氏にはもちろんこんなんだから「重い」って振られて、それでもなぜかすぐ次の彼氏ができて、同じように彼氏オタク状態が続いてた。(なぜ学習しなかったんだ、、、)
でもある時大失恋して。
何人目やろ、大学2回生だったかな。
それがすごいひどい嘘をつかれて振られたから、軽く人間不信みたいになってしまった。
それで、もう恋なんていい!アニメは裏切らない!漫画ってやっぱり最高!ってなって二次元に現実逃避がはじまった。これあかんやつ。
・アニメグッズ厨
二次元に逃げたわたしは、特にとあるアニメに激ハマりした。
それが、そう、、、「うたの☆プリンスさまっ♪」「弱虫ペダル」だ。
うたプリはゲームからやってて、実はずっと好きだったんだけど、ここにきて大爆発。
弱ペダは最初絵が無理とか思ってたのに見たら面白すぎて、気づいたら漫画全巻買ってました。
そんなこんなでアニメにハマると、ほしくなるのがグッズ、、、、
もともとキャラクターグッズやコレクションすることが好きなわたしは、グッズをこれでもかと集めた。
痛バッグ持って池袋歩いてたよ、、、ナンジャタウンとかね、めっちゃ行ったよ、、、
新作の情報が出たら何ヶ月も前から予約して好きなキャラとの交換を探し、イベントで限定グッズが発売されるとなると早朝から並び、時にはわざわざ遠征し。
それでもゲットできないものはオークションを駆使したり。
毎日交換のための郵送してて、郵便局のお姉さんに顔覚えられてた。はずかし。(笑)
うたプリや弱ペダだけじゃなく、ダイヤのA、刀剣乱舞、ハイキュー、ワールドトリガー等、もうその中でもジャンル移動しまくりでたっくさんたっくさん集めた、、、、
同じラバスト20個とか30個とか。
いらんやろっていう(笑)
この時は本気で好きなキャラのグッズに溺れて死にたいと思ってた。だいぶやばい。
なんかこの世界もすごかったから、また改めて書こう(笑)
・若手俳優
そうしてアニオタまっしぐらしてると、ある時好きな作品が舞台化するというではないですか。
まあ、原作ファンとしては見ておくか、と安易な考えでチケットを取った。
これがはじまり。
結論、見終わったら推しキャラを演じてる俳優のブロマイド買って大量にトレーディング缶バッジ買ってパンフレット読みふけりながら帰ってました。
その1ヶ月後にはその俳優さんのファンクラブに入ってました。
はい、若手俳優オタクの誕生。
ちょうどその俳優さんの次回作が大阪でもやるということで見に行って、それがめちゃくちゃ良くて。
舞台ってこんなに素敵なんだって衝撃受けた。
それからその俳優さんが出るのは全部観にいった。
その推し俳優さんはあの有名な、若手俳優の登竜門「テニミュ」の出身だったから、ハマったら全部集めたいわたしはもちろんテニミュも集めた。
で、まあその結果、なんとなく読めるけど、まあテニミュにもハマるよね(笑)
テニミュ見に行って、そしたらその中のとある彼にまた射抜かれて。
簡単に推しが増える(笑)
ちょっと話脱線するけど若手俳優オタクって、めっちゃお金かかるんよね。びっくりする。
たぶん1番金かかった。
大体平均で毎月3回は遠征してた。
この時点で、大学4回生〜社会人くらい。
・まさかのジャニーズ再熱
これ最近やけど いや、まさかでしょ。
ここにきて再熱。
というのも、若手俳優オタクでツイッターとかやりまくってて、かなり同じ趣味の友達ができた。
でも、やっぱりその中でいざこざがたくさんあって。
やっぱりみんなオタクだから自分が1番やし、もう正直ドロドロ(笑)
すごい仲良かった子と仲違いして、現場に行くのが嫌だな〜〜もうオタクやめたいな〜〜って思ってた時に、ふと動画見てたら、懐かしいジャニーズの動画が出てきて。
とは言っても、それは昔わたしの好きな関ジャニ∞の後ろで踊ってた子たちがデビューして楽しそうに歌って踊ってる姿。
そう!ジャニーズWESTです。
そのままのノリで軽率にコンサートのチケットを買ってすぐ見に行った。
もう、なんていうか、最高って言葉しか出てこんかったな。
やっぱりアイドルすき!って思った。
わたしはあのキラキラがほんまに好き。
なんかわからんけど関西ジャニーズがほんまに好き。
で、昔は全然興味なかった子がめちゃくちゃかっこよくなってる!やばい!好き!でもうドボンだわ。
なんでこんなに軽率なんでしょう(笑)
で、新たにファンクラブに入り、また10年ぶりくらいにジャニショに行き、うちわを作り、コンサートに行き、毎日自担が1番かっこいいと思いながら過ごし、、っていう現在。
やっと現在まできた。(笑)
めちゃくちゃ長くなった。
なんか途中正直疲れて雑になってしまった気がするし、ところどころ間違ってる気がしないでもないけど、まあいいや。
とりあえず、ジャンル移動しまくりなわたし。
これそもそもオタク人生について自分で整理するために書き始めたんだ。
本筋に戻ろう。
まあここまでこうして生きてきて、気づいたら20代半ば。
周りは結婚したり、親からも結婚まだか?いい人おらんのか?と言われるわけです。
わたしもこのままいろんなものにハマりながら死ぬまでこのままなのかと正直不安に思う。
だって人並みに生きたいから。
できるもんなら恋もしたいし、結婚もしたいし、子供もほしいし、仕事で出世もしたい。誰かに頼りにされて、誰かに愛されたい。
このままこんなクソオタクのまま孤独に灰になるのはやっぱり嫌。(ちなみに、結婚して素敵な家族がありながらオタクな奇跡の人を、わたしは選ばれし者って呼んでます)
でも今、この趣味がなくなったらわたしはどうやって生きたらいいのかわからない。
オタクじゃない人間は毎日何して何を考えて生きてるのか、本気でわからない。
わたしはたぶん、何かを支えにしないと生きられない弱い人間なんだと思う。
現実逃避して、安心できる場所がないとこの世界ではとても生きていけないんだと思う。
わたしは自分がオタクなことを後悔したことはない。
たくさんお金使うし、周りに白い目で見られたり、そのオタク界隈でも揉め事とか嫌なこともたくさんあるし。
でもそれが自分なんやな〜〜って。
このおかげで、その分たくさん楽しい思い出もあるし。
もうこれは性格だから、わたしがオタクをやめることはできないと気づいてしまった。
わたしはたぶん死ぬまで何かのオタクで、むしろ死んでも何かのオタクで、生まれ変わったら大好きな自担くんと結婚できたらいいな〜と思いながら、今日も白目でオフィスのパソコンを叩いて生きています。